ゼラニウムの力・利用法
真っ赤やピンク!な花の色が、なんとなく好きになれなかったゼラニウム。
若かりし、面倒くさい自分。最近はいろいろな色がありますね。
ゼラニウムの力を知って生活に生かしましょう!
主に南アフリカを原産とするフウロソウ科の花です。私の住む長野県北部では屋外では冬越ししませんが、霜が降りる前に日当りのいい窓辺に取り込むと、冬に元気に花を咲かせてくれるので、花好きの寒冷地住まいには嬉しい植物です。育成環境によっては夏より元気かも…。最近は「ペラルゴニューム」という名前で虫除けハーブとして店に並んでいることもあります。種類が若干違うのかな?
ちなみに、ゼラニウムの精油(エッセンシャルオイル)にも忌避作用があります。虫除けスプレーや虫除けキャンドルを作ってもいいですよね。よく窓辺に飾られているのは、虫除けの意味もあるのかも知れませんね。私は夏にはゼラニウムやレモングラス、ユーカリなどの精油(エッセンシャルオイル)でスプレーを作って持ち歩きます。
すごい匂いで家族には不評ですが「この匂いが嫌いなんて虫みたいだね」と一蹴するようにしています。だって、刺されるよりはマシです。田舎の吸血虫たちの威力を侮っては危険です。蚊以外にもアブやウルリ(こっちに来て初めて知りました。ウシアブという虫の方言のようです)にやられると、熱を持ってバンバンに腫れてしまいます。
葉がたくさんあるのなら、ウォッカやホワイトリカーに漬け込んでチンキ(ティンクチャー)を作って虫除けに利用するのも手かもしれませんね。
ハーブティーやお菓子の香り付けとしても。