ウメ(梅)の力・利用法
緑の風がさわやかな季節になりました。
信濃の北の地では、梅やコブシや桜やリンゴ、桃などの花が次々に咲き、春の風に舞って散っていきました。
そしてスーパーの棚に並びだす、果実酒用のガラス瓶…。
そう“梅仕事”の季節がもうすぐそこですよ!
ウメ(梅)の力を知って生活に生かしましょう!
うちの庭には、とても立派なウメの実がなる木があります。写真はことしの4月18日。移住して2度目のウメの花です。
あまりに立派なウメを見れば、作りたくなるのが「梅干し」。食べるのは好きだけど、作るのはちょっと敷居が高いです。いつかは作りたい!
干すのがネックなんですよね、仕事と家事育児に追われる世代には…。でも、いつかは!
干さない「梅漬け」もありますよね。こちらのほうが、ハードルは低そうです。
このあたりでは、近所の家でお茶請けに出されることが多いヤツ。
小梅なら、こんな漬け方もあるのかも。
梅干しを作る時に、最初の塩漬けで抽出される液を「白梅酢」と言います。
調味料として使えます。いろいろ万能です。
昔おばあちゃんに、虫さされに白梅酢を塗ってもらった記憶も…。おにぎり用のお米を炊く時に入れたりと、昔から様々に活用されて来ました。
赤い梅酢も長芋を漬けたり、利用法はいろいろありますよね。
ちなみに、去年は梅ジュースを作りました。
わが家では一度凍らせてから氷砂糖と少量の酢で漬けます。1日1度瓶を傾けて液を全体にまわしてお世話を続けるとカビも出ずに1週間ほどで出来上がり。水や炭酸水で割っていただきます。お酒の弱い私にはこれがピッタリ。子どもも一緒に飲める。
いろんな漬け方があるようです。
ちなみに、「花見」と言えばサクラを思い浮かべますが、古来日本ではウメの花見の方が先だったようです。
日本の花見は奈良時代の貴族の行事が起源だといわれる。奈良時代には中国から伝来したばかりの梅が鑑賞されていたが、平安時代に桜に代わってきた。
情報源: 花見 - Wikipedia