緑の魔女の植物利用法

身近な植物で生活を楽しむアイデアを綴ります

クマザサの力・利用法

 

冬でもまぁまぁ元気な姿が見られるクマザサ。

私の住む長野県北部では、今は雪深く埋もれていますが…。

クマザサの力を知って生活に生かしましょう!

5月の節句に食べる「ちまき」を巻くのに使われたり、七夕飾りの主役だったりと、日本の年中行事に深く根付いているのがササ。クマザサは越冬時に葉の周辺が枯れて隈取りとなることから名付けられたそうです。

葉に隈取りがあるのが名前の由来。この隈取りであるが、若葉には無く、葉が越冬するときに縁が枯れて隈取りになる。

情報源: クマザサ - Wikipedia

サプリやクマザサ茶、青汁まで様々な商品になっています。高血圧に良いとか、口臭に良いとか、ピロリ菌に良いとかいろいろ言われていますよね。

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採取した笹は洗って陰干しして乾かし、1センチほどにカットして煎ってお茶にします。

 

優れた抗菌作用は昔から利用されていたもので、だから、地域の伝統食などとして受け継がれる「笹寿司」など防腐効果を狙った食品も多いのです。笹寿司って美味しいですよね。

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家庭で仕込んだ味噌の熟成時期(夏を越すとき)にクマザサの新しい葉を摘んできてふたのように敷き詰めると、カビを防ぐことが出来ます。緑の葉をまぁるく敷き込むとプラスチック樽に仕込んだ適当な“手前味噌”が、一気に高級品に見えてくるから不思議です。